熱量が少なく淡々としている。
男性優位的に見えながら、女たちも冷静。
(が、見ている間は男たちがめっちゃ腹立つ😅)
物語をなぞると映画になる題材だが、本作は映画らしい抑揚はなく、どちらかと言うと…
南仏マルセイユの北西にある小さな町、マルティーグの駅。
ギターを奏で歌う男たちなど希望に溢れる人々が降り立つ。彼らはイタリアから出稼ぎに来たのだ。
その一人、トニは、マリーが経営するゲストハウスに…
一般的に「ルノワール」といえば印象派の画家ですが、映画好きにとってはその息子のジャン・ルノワールなのです。(フランス映画ですが)イタリアのネオリアリズモの先駆けとして有名な作品でもあります。クライテ…
>>続きを読む人間が歩いている姿を見ているだけで映画を見る喜びを感じるものこそ真に良質だということがよくわかる作品。
ピクニック同様人物を瑞々しく映すルノワールの才能は父親譲りだなと、この隠れた名作を見て強く思…
ルノワールは父親の姿を目にしてもはや映画の力を信じてないみたいな話を思い出してそりだなあと思ってしまった。最初と最後の子供のカメラ目線が印象的。英語字幕はハードだったけど35mmフィルムでルノワール…
>>続きを読む電車で始まり電車に終わる。走りすぎる電車が無情。
トニには感想移入はできないけど、彼の生き方を肯定できる映画だった。
ワンシーンでとってほしいところ(警察にみつかるところ)をきっちりそうしていること…
このレビューはネタバレを含みます