所有DVD再鑑賞。クリティカルエディション版だと81分。「猜疑心」一点で押し切るパワープレイながら静謐な室内劇として成立させてしまう見事な手腕。写実と非現実が混在する空間は翌年の『吸血鬼ノスフェラー…
>>続きを読む前半、まあ、こんなものかと眺めていると、後半からの人間ドラマとミステリーの真相へ向かう物語にやられた。
いいねえ。ヒロイン。
ある種ファムファタール。
純粋と向き合っていると、悪いことをしたくなる…
最近なにかとご縁のある、F.W.ムルナウの初期作品。
今回はサスペンスです。
ムルナウ作品の常連、ヤニングスも出演して居らず、またサイレント映画に不向きなサスペンスである点、意図不明な調理補助のコ…
*サイレント×サスペンス* モノクロの色調と陰影が綺麗。ポジの染め分け。スピリチュアルにハマりすぎるとホラーが待ち受けている。原作は小説。『吸血鬼ノスフェラトゥ』を彷彿とさせるシーン。クリームの盗み…
>>続きを読む1921年のミステリー。過去の内容もあるため映像だけで語りきるのは厳しいらしく、物語の大事な筋は字幕で示される。サイレント独自の動きを表現する映像と音楽はもっぱらその世界観と人物の心理描写に注がれて…
>>続きを読む舞台設定が、雨の夜に古城にっていういかにもな設定だが、ホラーでも怪奇でもなくミステリー映画。でも消えた神父は実は伯爵が化けていることがバレバレなのであまりミステリー感は無い。
巨大な手が窓から出てく…