フォーゲルエート城に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『フォーゲルエート城』に投稿された感想・評価

所有DVD再鑑賞。クリティカルエディション版だと81分。「猜疑心」一点で押し切るパワープレイながら静謐な室内劇として成立させてしまう見事な手腕。写実と非現実が混在する空間は翌年の『吸血鬼ノスフェラー…

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lemmon

lemmonの感想・評価

4.0

前半、まあ、こんなものかと眺めていると、後半からの人間ドラマとミステリーの真相へ向かう物語にやられた。

いいねえ。ヒロイン。
ある種ファムファタール。
純粋と向き合っていると、悪いことをしたくなる…

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最近なにかとご縁のある、F.W.ムルナウの初期作品。
今回はサスペンスです。

ムルナウ作品の常連、ヤニングスも出演して居らず、またサイレント映画に不向きなサスペンスである点、意図不明な調理補助のコ…

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あぺ

あぺの感想・評価

3.7
今見ても特に感動することはないが、悪夢の表現の仕方とかは後世に影響与えたんだろうなって感じがして、見れてよかったな

*サイレント×サスペンス* モノクロの色調と陰影が綺麗。ポジの染め分け。スピリチュアルにハマりすぎるとホラーが待ち受けている。原作は小説。『吸血鬼ノスフェラトゥ』を彷彿とさせるシーン。クリームの盗み…

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ずっと見ようと思っていて見たけど、パッケージほど怖くないなと。人間が人間らしく振る舞って怖いから、ホラーというよりドラマかな。
屋敷は好きでした。
映像が美しい。彼の作品見ると宗教についてなんだか皮肉な視点を持ってる人だなーと思う。
停滞

停滞の感想・評価

3.9

1921年のミステリー。過去の内容もあるため映像だけで語りきるのは厳しいらしく、物語の大事な筋は字幕で示される。サイレント独自の動きを表現する映像と音楽はもっぱらその世界観と人物の心理描写に注がれて…

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門扉のショットのフレーミングとか決まってるあたりムルナウっぽい。

舞台設定が、雨の夜に古城にっていういかにもな設定だが、ホラーでも怪奇でもなくミステリー映画。でも消えた神父は実は伯爵が化けていることがバレバレなのであまりミステリー感は無い。
巨大な手が窓から出てく…

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