とにかく物語も演出もモダンで想像を遥かに超える凄まじさであった…最初にトーキー映画を監督した女性だけあってかめちゃくちゃ。正統派バレリーナを夢見るジュディことモーリンオハラとバーレスクダンスで世の中…
>>続きを読むそのセクシーな見た目でバーレスクの観客を虜にするバブルスと、正統派のバレエをやりたい気持ちに蓋をして給料の為にバブルスの引き立て役を引き受けたジュディ。見せ物として一方的に見られる側だった女性が、ヤ…
>>続きを読む自分の得意な畑で勝負すればいいんだからルシルさんは全然悪いと思うところがなかったな。
逆にずっと避けてたのに演出家と分かった途端抱きつく主人公どうなんだと思った。
練習を覗き見してショック受けてたけ…
なんだかめちゃ良かった。
『人生の高度計』と合わせてみると、離婚、サブストーリーの恋愛劇、野心と恋愛といったテーマが通じていることがわかる。しかし、こちらはより力強い。展開の多い物語、複数の戦いの…
フラダンスが出た時に結構驚いた!バレエが踊れるのに活かせないジュディは、一体何を観てダンスをしたくなってここで働いている人なんだろう?とか思いながら、ダンスのジャンルを横断している印象。
詳細を観て…
映画の窃視的構造にかなり自覚的。観客から見た舞台の平板なショットから、睨み返すためにモーリン・オハラが舞台前方へ進む。その瞬間に舞台横から撮られることで、舞台上が3次元空間として立ちあがり、男性観客…
>>続きを読む「品とは無縁の女よ」と言いながらフラのスカートを腰ばきに下ろして色気を振りまいたり、道化を頼みながら道化になれるルシル・ポールが魅力的で素敵なだけに、時代といえども線引きする視点に鼻白んだり。ロマコ…
>>続きを読むアテネフランセ・文化センターのドロシー・アーズナー特集で。セクシーなダンスでブロードウェイで人気を得、金持ちの男を誘惑するダンサーのバブルス(ルシル・ポール)と、芸術志向で真実の愛を求めるダンサーの…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
【ショーで復讐する女】
先日、映画呑みで『死ぬまでに観たい映画1001本』に掲載されるべき作品はどういったものなのか?というテーマで議論した。私は、その作品が映画界にどれほどの影響を与えたのかという…