10年ほど前に大学の授業で見た時は退屈な映画だと思っていたが、独特の演出が印象に残っており、それからはブレッソン作品をリマスターされ映画館で再上映される度に見に行っている。
今回、ラルジャンに関して…
なんて完成された作品だろう。
感動した、泣いた作品は山のようにあるが、完成度が怖くて身震いがした作品はそんなにない。
ロベール・ブレッソン監督の作品は「抵抗」「掏摸」「ジャンヌ・ダルク裁判」を観…
オールタイムベストでした
残酷なまでの不条理さとラストの奇跡のような救い(と解釈してる)。
このバランスの取り方も絶妙。
罪を犯す「手」のクローズアップが、より事の重大さと時間の不可逆性を示してる…