ラルジャンに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「ラルジャン」に投稿された感想・評価

アー君

アー君の感想・評価

4.0

だいぶ昔に観た筈だが、殆ど憶えていなかった。
「田舎司祭の日記」よりは地味さはなく、「たぶん悪魔が」を比べれば難解さはなく分かりやすい部類であった。

【↓以下ネタバレを含む内容がございます↓】

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このレビューはネタバレを含みます

足し算ではなく、引き算。な印象の映画だった。シュッとしてる
『悪は存在しない』で言ってた上流が下流に影響を及ぼす、というようなことが描かれておりやりきれない気持ちになりました

食堂でもめて机がバー…

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Ri

Riの感想・評価

3.7

演出を削ぎ落としすぎな気がする
なにが起きたのか分からないところがチラホラあったのでネタバレを見て理解した
自分の理解が足らないのかもしれない
でもワンシーンワンシーンが絵になる

『たぶん悪魔が』…

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スルガ

スルガの感想・評価

4.0
静かなる狂気。

1人の少年が偽札を使ったことで起こる事件。

ブレッソンの遺作。説明や音楽、セリフもほとんどなく淡々と進み、淡々と終わる。小さな犯罪が蔓延る町を短くまとめたブレッソンが巧い。
Marina

Marinaの感想・評価

4.0

極限まで削ぎ落とした、いかにも天才監督の晩年の作品って感じで痺れた…
セリフは最小限、音楽も一切なし

大事なシーンは見せないくせに、ちょっとしたシーン一つで機微を表現するのがいちいち上手すぎる、、…

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カトー

カトーの感想・評価

3.8

ロベール・ブレッソン監督の遺作であり、高名な作品。学生のちょっとした軽犯罪の影響が、周りの人間に波及し人生のを破滅させていく。ブレッソンと言えば、役者経験の無い人を出演させる演出が有名ですが、素人特…

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描写やセリフを極力少なくして観る人に読み取らせることを主眼に置いた作品。描写の簡潔さは見事だし読み取るのも楽しいのでまた見たくなってくる。

このレビューはネタバレを含みます

 登場人物全員の感情の起伏が少なくて、ちょっととっつきづらい。終盤の方で見知らぬ一家に居候することになった経緯もよくわからなくてついていけなかった。お金に振り回された人生でお金で破滅した一方で、そも…

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しょ

しょの感想・評価

4.0

貧困が、格差が拡がっていく、
悲しいしやるせない、負の連鎖。

たんたんと演技していてたんたんと撮影して時間経過飛ばして余分なものを削ぎ落とした、演出してないのではないかというくらいの演出(?)
こ…

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わたし

わたしの感想・評価

3.5
ちょっと冷たいというか
人間のこと、きらい?
って思ったけどブレッソン監督
は感動や共感を誘うような
大味な演技をする役者が嫌いなのか
なるほどです...もー少し温かみのある
作品もあるのかなあ

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