Solidarity

夏休みのレモネードのSolidarityのネタバレレビュー・内容・結末

夏休みのレモネード(2002年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

TSUTAYAのレンタル落ち百円コーナーで見つけたお宝映画『夏休みのレモネード』のラストシーンの会話を紹介します。

ダニーはピートの友達でジェイコブセンの息子です。ピートはアイルランド系カトリックの8歳の少年でダニーより一つ年上。ピートはユダヤ人のダニーを天国へ導くためにキリスト教に勧誘しますがその一歩手前でダニーは白血病で亡くなります。ラストシーンでピートがユダヤ教の聖職者であるダニーの父親に語る言葉に喪失感の歌を歌う時のヒントが隠されているように思います。

ラビ・ジェイコブセン⤴️
話があるんです。
僕はユダヤ人を天国へ導こうとしました。そして大切なことを学びました。

「どんなことだ?」

神を信じたりイエスに祈ったりするだけが天国への道じゃない
イエスはシンボル
誰の名前で祈っても同じなんだ。正しい行いをする人なら

「面白い考えだ」

だからユダヤ人がイエスの名前で祈りたくないならキリスト教徒と同じにする必要はないよ
別の名前で祈ればいい

「イエスの名前が気に入らないんじゃないが・・・誰の名前で祈ればいい?」

ダニー!それなら天国の探求もやりやすいでしょう?

「きっとそうだな。ありがとう」

じゃあ、またね

「元気でピート」

一番大事なことを忘れてた

「何だね?」

ダニーは天国にいる!

「なぜわかる?」

それが信仰ってものさ
Solidarity

Solidarity