列車でフィンランドはヘルシンキに訪れて夜の公演でひと眠りをしていたところを三人組の暴漢に襲われ、身ぐるみはがされた上に病院で目が覚めると記憶を失っていた男。病院を出て朦朧としているところをコンテナに…
>>続きを読む人間の優しさと悪意が交互に出てくるよう
悪意ががあれば優しさがより柔らかくなる
積み上げたものが一瞬にして消えてしまう
そこで残った何かが本当の自分なんじゃないかと思った
名前でも身分証明書でも職業…
このレビューはネタバレを含みます
アキ・カウリスマキ監督の敗者三部作の二作目で、底辺の生活の中にも独特のユーモアが溢れる個性的な作品だ。
まずヘルシンキにやって来た虚ろな目の男が暴漢に襲われる場面から物語は始まる。
病院に運ばれた男…
“敗者3部作”第2作
暴漢に襲われて、文字通り一度は『全て』を失うけれど、奇跡の復活を遂げた彼に悲壮感はない。命があるならまた一から始めれば良いという潔さ、前向きな諦めを感じる。
後半、急に日本が…
必要以上でも以下でもない、適量の言葉が心地いい
礼に何を?
ー俺が死んだら情けを
明日から使いたいイケてるワードだけど、当てはまる日本語がなさそうなので暫く考えてみることにする
ハンニバル…賢く…