No.644[恋愛と自由は同じ天秤には乗らない] 60点
真剣に"1001の映画走破"なる企画に飽きてきた。というのも、鑑賞困難作品として有名だった本作品や『ワンダ』、『雲のかげ星宿る』などが相次…
主人公、顔の造りはエル・ファニングに似ているなと思った。枕叩き合戦が楽しそう、というか走り回る姿がいい。
現代と比較すればこれをフェミニズムものとするのはしっくり来なかった。周囲の女性も彼女の行動に…
サムニールが満面の笑みを伴ってのぞき魔として主人公の前に突如現れた瞬間に、何やら立ち上るバイオレンスな雰囲気…(この作品の2年後の『ポゼッション』にサムニールは出演している)。もちろんその予感は外れ…
>>続きを読む若き日のジュディ・デイヴィスとサム・ニール。ふたりともあんまり変わってない気がする。まあジュディはだいぶ髪の毛がちりちりだけども。
オーストラリアでは女性監督としては46年ぶりになる長編作品は、古…
サム・フリークスvol.6にて
"女の生き方はこう"とレールがひかれていた時代に、結婚せず作家になる道を選んだ女性の話。現代の日本でさえ「女は結婚したらすぐに子供産むのが常識だよね?」みたいなクソ…
ダメ人間なので正直この主人公の少女の実存というか人生に対してほとんど興味を抱けなかったのだが(オーストラリアの元祖フェミニスト映画らしい)、併映の『若草の祈り』と違い、シーンごとの場所や時間による自…
>>続きを読む確かに髪の毛はひがしのりだったけど別に自分でブスブス言うほどブスでは無いしそもそも二回もスーパーイケメンにプロポーズされてる時点で超勝ち組だろうに「この孤独は私自身が選んだもの…」ってドヤ顔されても…
>>続きを読むフェミニスト映画のクラッシックにして傑作。
19世紀末オーストラリア、女は結婚して子を産むものと考えられた時代に文学と音楽を愛し、自由と孤独を選ぶ女。
変わり者と言われても茨の道が私の生きる道。
…
サム・ニールとガチで野外枕投げをおっ始め、いつの間にかその枕でぶん殴り合っちゃうジュディ・デイヴィスを活性剤として映画はどこまでも猛進する。
はみ出し者であると同時に先駆者として屹立するその女性像の…