演者が無表情過ぎて、近寄らせてくれない。淡々と話が進んでいくので考える隙が無かった。回りに何もない場所で暮らすと何が正しくて何が間違ってるかわからない状況になり、1つのことに没頭する。
そんな怖さを…
誰が主人公とか
誰に感情移入するとか
そんな事はどうでも良いこと
これは日本中国韓国北朝鮮モンゴルの話かもしれないし、
政治の話かもしれない...
なぜ人は争うのか?
平凡な木がそこらじゅうに生…
役所広司が街から遠く離れ森(自然)に行き着く。そこには森で暮らす者たちが存在し「カリスマ」と呼ばれる木を守る者や、その気が害悪であると主張する者がいる。それぞれがお互いの足を引っ張り合い、自分の意見…
>>続きを読む黒沢清は、一つのシンボルを置いて(『アカルイミライ』のクラゲ、『CURE』のばつ印、『回路』のネット或いは人の影)、それにより人が動く。今作ではそれがカリスマだが、黒沢作品の中でも最も醜く予想外に展…
>>続きを読む「カリスマ」と呼ばれる木を巡るあれこれの後に藪池が辿り着いた世界の法則は、特別な何かを守るわけでもなく、全体を考えるわけでもない。一つ一つのものを生かしたり殺したりする、混沌とした無秩序という名の法…
>>続きを読むずっと不穏な空気が流れている。
特に、初代カリスマを撤去したあとの風吹ジュンと洞口依子が家でくつろぐ姿の、今にも崩れそうなのどかさには息を呑んだ。
哲学的内容よりも長回しを平気で耐える強力な画面構築…
再見。映画前半で役所広司がものを食べるシーンが結構あるんだけど、生きようとすることと殺すことは同じというこの映画のテーマを思うと、森の木が次々と倒れていくのはカリスマの食事(捕食か? 風吹ジュンは「…
>>続きを読む日活・キングレコード・東京テアトル