こばまさ

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちのこばまさのレビュー・感想・評価

3.9
シネマdeショー!のお時間です。
第22回目は、ちぃちゃん選定作品
『グッド・ウィル・ハンティング』

もはや、誰もが知る名作の1つ…なのにまだ観てないやつね。
いい加減その重い腰を上げて、全集中でいってみよう👀


-ボストンに住む青年ウィル(マット・デイモン)は、天才並みの頭脳を持ちながらも幼児期のトラウマが原因で、周囲に心を閉ざしたまま非行に走る日々を送っていた。
しかし、あるキッカケで彼の才能に気付いた数学教授のランボーは、ウィルに心理学者のショーン(ロビン・ウィリアムズ)を紹介する。
誰も信じる事が出来ないウィルと、妻に先立たれ人生を見失ったショーンは、次第に心を通わせていく-

“この脚本を大学在学中に書いたって…マジ…?”


第70回アカデミー賞で、脚本賞と助演男優賞(ロビン・ウィリアムズ)を受賞した本作。
なんと言ってもこの年は、あの『タイタニック』がアカデミー賞を…いや、世界を席巻した1997年。
そんな中、9部門にノミネート(内2部門受賞)って凄いよ!
そしてこの脚本を書いたのが、当時大学生だったマット・デイモン。
更に、親友であるベン・アフレックに見せた事から、映画化に向けて共同で執筆したという…まるでドラマの様な本当の話。


内容としては、過去のトラウマに苛まれ自分を偽り生きてきた青年ウィルと、そのカウンセリングを担当する事になるショーン、この2人による心の交流を描いたヒューマンドラマ。
圧巻だったのが、このショーンを演じたロビン・ウィリアムズ。

そう、誰もが知る名優のロビン・ウィリアムズですが、ワタクシ、彼が出てる作品を初めて観た…(え?
いや、おそらく大昔に何作か観てる筈なんだけど、フィルマ上では未鑑賞。
こないだのトム・ハンクスに続き、まだまだ有名な俳優を見てないなぁ…

このロビン・ウィリアムズがまあ素晴らしい!!
人間味溢れるその演技、喜怒哀楽の表現力、モジャモジャの髭、その全てが刺さる刺さる。
ウィル(マット・デイモン)とのやり取りはもちろん良かったけど、旧友?悪友?のランボー(ステラン・スカルスガルド)との口喧嘩?
この2人のせめぎ合いが最高!
仲悪いのか良いのか分からんおじさん達の口論が熱い!

あとは、ウィルの親友役を務めたベン・アフレック、彼のポジションもいい。
あの、解体現場で仕事終わりに缶ビールを飲みながら2人で立ち話するシーンが、めちゃくちゃ沁みた。


ラストも、タイトルにある様にそれぞれが旅立つ事によって、過度な演出もなくフラットに終わる。

誰かと本気で向き合ったり、誰かを最後まで信じる事は、きっとあなたの力になる。



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ちぃちゃん、お疲れ様ー!
やはり名作と言われるだけあるね✨
しつこいけど、最近他の作品で泣きすぎてコレでは泣けなかった…🤦🏻‍♂️
でも、しっかり感動出来たし見応えもあったよ!
次回のシネマも、よろしくdeショー🎞
こばまさ

こばまさ