こばまさ

ミスミソウのこばまさのレビュー・感想・評価

ミスミソウ(2017年製作の映画)
3.2
ゴールデンウィーク感のカケラもないまま、今回はコチラを。
内藤瑛亮監督作、実は初めて。
どの作品から入るか悩んだけど、コレが良い?らしいし。
それでは、集中力の続く限りいってみよう(2日に分けた


-東京から田舎に転校してきた野咲春花(山田杏奈)は、学校で酷いいじめを受けていた。
唯一、心を許せる存在は同じ転校生の相場晄(清水尋也)だけだった。
彼の存在を頼りに学校生活を送っていた春花だったが、いじめはどんどんエスカレートしていく。
そんなある日、春花の自宅が火事になる事件が発生し、彼女は家族を失ってしまう-

“赤と白のコントラスト”


なるほどなるほど…
これ、ジャンルはホラーだね。
想像以上に好みの描写満載で、なかなか楽しませてもらった。

ただ、山田杏奈と清水尋也以外の演技が微妙すぎて、リアリティに欠ける。
いや、これはリアリティを求めてはいけないのだろう。
イジメ→先生放置プレイ→家を焼かれる→復讐→やりすぎ笑
という流れ。

いじめの内容も度が過ぎたけど、復讐の度も過ぎる。
もう、戦場が雪山のバトルロワイヤルみたい。
武器も多彩で、ボウガンにエアガンにサバイバルナイフに鉄パイプ…あと木。
なんか、たまたま武器を拾っちゃう的なシーンが多くて、いやいやそんなにタイムリーに雪に隠れてないでしょ…とツッコミたくはなる。
あと、中3のか細い女の子が、ナイフで内臓抉り出すほど腕力ある?
実は、知らないだけで特殊な訓練受けてた?


良いとこだけ切り取れば大好きだし、気になるところを気にすると果てしないので、間を取ってこのスコア。

除雪機の先生のシーンは、ドアップで観たかった。
こばまさ

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