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ウォーターワールドのmのレビュー・感想・評価

ウォーターワールド(1995年製作の映画)
4.0
盛大に制作費をかけ、盛大に大コケしたことでも有名な野心作。確か当時映画史上最大の赤字を出したと記憶している。

当時は主演のケヴィン・コスナーが、あまりにも大スターすぎて余計厳しく叩かれてしまった気がする。もともと髪の毛が薄くて、それが水にぬれるから余計に寂しく見えて、そこを手ひどく揶揄されたりなんかもしていた。男前ならではの叩かれ方か。嫉妬渦巻くドロドロ。

でも私はその後TV放送だかレンタルだかで見たけれど、そんなに酷い出来でもなさそうな・・・


地球温暖化のせいで地球上の氷が全部解け、大陸がすべて水没してしまった近未来。世界で唯一地面のあると言われている伝説の土地「ドライランド」への地図を背中に入れ墨した少女をめぐって、残された人類が争い合う。

突然変異でエラや水かきがついたミュータントにケヴィン・コスナー、ドライランドを見つけてそこに君臨しようとする悪役にデニス・ホッパー。

まあだいたい「海のマッドマックス」だと思ってもらえば間違いないが、とにかく地球全体が海という「世界観一発!!!」といった思い切りの良さをどう受け止めるか次第。

「なーんだ海バージョンかあ」と思うか「潔いではないか」と思うかで評価は分かれそう。

ちなみに私は当時ケビン・コスナーは嫌いだったけど、この映画はかなり好きです。
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