室生犀星の原作を読んでいないので表題から父娘の爽やかな物語を勝手に想像していたのだが、成瀬巳喜男がそんな作品を映像化するわけがなかった。結婚したらダメ男(木村功)だった、妻(香川京子)は我慢強く耐え…
>>続きを読むこんなオット最悪〜最低〜別れなよ〜と、ギャルみたいな感想を木村功に対して浴びせ続けてしまう華麗なるダメンズ映画。でも功の気持ちもわかるよ。「葡萄酒もう一杯どうですか」「オッそんな浴衣持ってたんだ」嫌…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
成瀬映画にしてはなかなかに救いのない本作。そう感じたのは、木村功演じる亭主が他人には見えなかったからかもしれない。
自分だって仕事で映画を作りながら、傍では実になるのかどうかもわからないような脚本…
自転車,貸本アテネ書房,コーヒー.コンビーフ,ラジオ修理,霧,電車,猫,居酒屋,ミニそろばん,内職,書き物,原稿用紙大量買い,時計売却,出版社見込み無し,品与え,鯵の干物,荷物蹴り,父来訪,出戻り居…
>>続きを読む池袋・新文芸坐での『成瀬巳喜男監督特集』で鑑賞。
売れっ子作家(山村聰)の娘(香川京子)、そしてなんとも情けない夫として、木村功がマイナスの目立ち方がハンパでない。
「昭和22年」、作家の娘(香…
3分に1回ぐらいのペースで「こんな夫はダメだよ〜」という感想が出る
自己卑下するわりにはプライドが高く、メンツに拘るモラハラ夫を演じる木村功のそれらしさが異常
そもそも山村聡が元凶なんだけど、憎まれ…