濱口監督の『寝ても覚めても』が何より感動的なのは朝子の心の動きが朝子の動きによって示される点にあると思っていて、散々客を振り回してくるけど"あそこにいく!"と決めた瞬間に唐田えりかの身体の動きが明らか>>続きを読む
"原作に忠実"とは別の意味で、良くも悪くも脚色されていないと感じた。
"良くも"と感じたのはキャスティングやキャラクターの描き方がしっかりしている点。『デデデデ』のテーマ的に一歩間違えれば、ある特定の>>続きを読む
ジブリだし、カリオストロだし、終始楽しい。
船長の無駄な怒号、久しぶりにみたおしりぺんぺん。
ちょっと面白かった。
最初の30分は「あー、設定を楽しむ映画かもなー」とちょっと退屈に感じるも、徐々に映画に馴れてくると、序盤の子供がちょっとした階段を登り下りを3回くらい繰り返す動きの気持ち悪さが>>続きを読む
人が泣くし、なんなら泣き叫ぶ。メディアは腐敗している。映る大人たちは何も分かっていない。
でも、お金を払って映画を見ないと「メディアが腐敗している」ことをわからないほど観客はバカじゃないことを吉田監督>>続きを読む
三木孝浩監督のティーンムービーが大好きなんですけど、本当の意味で何も考えずに見れる映画ってもはや希少価値があります。
同日公開の『猿の惑星』といい、年間ベストには残らなくともむしろこういうものが見たい>>続きを読む
『悪は存在しない』とか『夜明けのすべて』が最高なのは言うまでもなくて、本作が年間ベストに入ってくることは間違ってもないわけだけど、とはいえ映画好きなら『ゴジラvsコング』とかこういう作品を定期的に観て>>続きを読む
タイトルの出方がザジフィルムズのパロディでミニシアター万歳!からはじまります。
冒頭の森を見上げる撮影にはじまり、動物や植物、自然を携えてくる感じはタルコフスキーや、近年の『EO』あるいは『バルタザ>>続きを読む
とにかく集中力がない自分にとって、リアルタイムを逃した連続シリーズは鬼門です。エンドゲーム以前のMCU、GOTなどのドラマシリーズ、そしてスターウォーズは基本的に劇場でやってくれないと無理なのです。>>続きを読む
正直、映画館で観た予告がそんなに惹かれなかったのでスルーでもいいかなーと思いつつ、時間があったので観たら結構楽しめた。
てかこれ、PG12か?笑
フリードキン『エクソシスト』に忠実に添い、ホラー映>>続きを読む
GWはみんなで『辰巳』を観に行こう!
直球のノワールでありながら、『グラン・トリノ』的に収束していくあっぱれな展開。
常に血生臭い現場にいて、これだけ人が死んでいるのに、滅多なことでは血を浴びない辰>>続きを読む
まぁ、徹頭徹尾うざったいし、やかましいし、しゃらくさいことこの上ないのだが、テーマが懐古であることと同時にビジュアルも映画の歴史に則った上での懐古であるから我慢ができる。
そして、過去/未来、なにより>>続きを読む
ここまでやると面白い!と言いたいが、でも"やりきってはない"んだよなぁ。
バケモノたちのわけわからんチャンバラとか、ゴジラに助けを求めに行ったのにガンつけられたコングのまじかよ…みたいな顔おもろい。>>続きを読む
後半ほぼ号泣しっぱなしだった。
配信で見た時は気づかなかったけど、これも映画についての映画だったんだなぁ。しかも、モチーフだけでなく、シアターの暗闇で中で見る「黒色」、あるいは一つ一つの白点にすらきっ>>続きを読む
とにかくずっと居心地が悪い。
どう考えても主人公と年齢が同じに見える"両親"の登場がずっとおかしい。
でも、この居心地の悪さ経験あるなと思い返した。小学生のときに、同じ学級の友達6人くらいと映画館に>>続きを読む
天才が撮ったおばか映画。
えいがはこれでいいし、これがいい。
この2年、あまりにもひどい映画の最後に、コナンへの思い入れも映画の内容にも大して沿わない、ただの名曲をぶち込んでくるベテランたちが見どころとなってる気がする。(スピッツとaikoにあっぱれ!)
いよ>>続きを読む
『人数の街』しかりルール設定がしっかりした良作SF。
大きなところは死刑制度から、卑近なところではSNS村まで目配せがきいてる。
ボーリング上のシーンの異様な感じいいし、『ドライブ・マイ・カー』のあ>>続きを読む
ノーランって本当かわいいなって劇伴聴いて思った。
『ウエスタン』ももう一度映画館で観たいな♪
セルジオレオーネの西部劇に共通する酒場のおじいちゃんとか"ザコキャラ"の魅力・視点が好きだ。
3時間の映画って3/4くらいは絶対寝るんで、1〜20分くらいは見てないんですけど。
でもさぁ、この俳優の顔面のドアップと『デューン』のドアップ、どちらに軍配が上がる?っていう問いには100人中100>>続きを読む
たまにはこういうおバカ映画を見るのもまた一興。
ビーチにディザスターが訪れるシーンの間合いに『NOPE』を感じたり。
ちょっと整理がついていないくらい興奮している。まともな感想は明日万博で見てから。
とにかくノーランが撮った初めての傑作であり、初めてまともなショットを撮った映画であり、あらゆる映画作品は『オッペンハ>>続きを読む
頭が痛くなり、つづいて痒くもなり、首が痛みだし、肩が凝り、貧乏ゆすりが止まらなくなりました。
不快なシーンの連続で、もはや映画館の天井とか壁を見てるほうがいいのではと思い、時折目を逸らしたりしていた>>続きを読む
幾田りら×あののキャスティングには拍手を👏
実際、2時間通して聞いてもハマり役。
はにゃにゃふわーはあのちゃんしかない。
ただ、アニメ映画としてはトメの画も動き画もダメもダメ。
最後の侵略者が落下し>>続きを読む
『デューン』観に行く意味あるか?と元も子もない発言も飛び出すほど、さすがセルジオ・レオーネ作品という満足度。
主演二人がクローズアップで挿しこまれるショットは何度見ても絶品。緊張と緩和の連続。イース>>続きを読む
1話目(と4話もちょっと)の宮崎映画を見た時の喜びが端的に表れてる感じよかった。
ドラちゃんが見たくなったので。
最初のリコーダーひけないのび太に「個性的な演奏」っていうあたり、時代を感じた。
個人的にはいつの時代もスネ夫がジャイアンに青タン作るまでボコボコにされる様式美は残して>>続きを読む
エキスポのIMAXで2回目鑑賞。
1回目あまりにもガッカリしたのだが、2回目はそこまで不快感は感じずに見れた。
終始ゼンデイヤは最高。彼女の冷めた視線とポールが結婚を申し込んだ時に差しこまれる表情も>>続きを読む
あらゆる意味において「戦争」が嫌いなので、そんなに見る気なかったんですが、チーム友達案件と聞きまして。
スニッチはクソ。というのが、特にパーソナルな関係において描かれているのがいい。
舐達麻とBAD>>続きを読む
製作時期的に影響があったかはわからないけど、『ドライブ・マイ・カー』は好きだったんだろうなぁって船のシーンとバーのシーンで感じた。
アーサーにはわからない韓国語での会話シーンが持つ背徳感を内容の生々>>続きを読む
『レッド・ロケット』前夜みたいな作品。そもそも同居してるポルノ男優の名前がマイキーで、ろくでもないやつだし。
マイキーが部屋を改造したシーンなんかはショーン・ベイカー節全開の最高のシーン。
ちょっとしゃらくささが勝ってしまった。
けど、日中の部屋の暗さとかすごくよかった。