あんず

インファナル・アフェアのあんずのレビュー・感想・評価

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)
4.0
劇場鑑賞以来の再鑑賞。好きだったな~、この作品。トニー・レオンにアンディー・ラウが眩しい。わりと最近観た『淪落の人』のアンソニー・ウォンが出ていたり、ケリー・チャンが出演していたことをすっかり忘れていたので、嬉しいサプライズのようでもあった。

余談だが、この映画よりも前に新宿でケリー・チャンに遭遇して興奮したことも思い出した。若かりし日の自分のことも少し思い出して、甘酸っぱい気持ちになった。映画とか音楽の良いところは、その作品を観たり聴いたりした時の気持ちや思い出を一緒に呼び覚ましてくれるところ。

オープニングシーンが格好良くて好き。作品の世界観を表している。逃れられない苛酷な運命の若者たち。張り詰めた緊張感のあるスリリングな展開から目が離せない。

他の作品でも観ることがあるが、潜入捜査って本当にあるんだろうか。こんなリスクを背負って、生きた心地がしないような毎日、並みの人間には耐えられない。それから、モールス信号ってすごい通信手段なんだなと改めて思った。観てない気がする続編もこの機会に観たい。
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