夫婦の歩み寄りを描いた小津作品では、早春よりこっちほうが好き。
鈍感さんって陰で言えるくらいの方がいいし、でも頼り甲斐あるなぁって思えるなんていい夫だ。
この時代の妻は、いつも見ていて甲斐甲斐しすぎ…
〖1950年代映画:人間ドラマ:松竹〗
1952年製作で、地方出身の素朴な夫と、夫にうんざりする上流階級出身の妻とのすれ違いを描いた人間ドラマらしい⁉️
今も昔も変わらないような気がした作品でした😅…
柴田元幸さんの昔のエッセイに出てきて、やけに頭に残るタイトルだなあとずーっと思いつつ、やっと鑑賞。
なんかこの平坦なかんじが落ち着く。小津安二郎は、男は顔じゃないってこととかを描きたかったけど、映画…
『秋刀魚の味』の伏線的作品。
最後、主人公が乙女になった時にはホロリとした。あの瞬間から本当の意味で夫婦になれたのかな。
この作品の発表年とサンフランシスコ平和条約の年が一致するのは偶然じゃなかろう…
ラスト20分だけ3回も観てしまった。
妙子の気持ちが変化するキッカケを描かないとこがまたリアルというか人間らしい不完全さや深みみたいなものを感じさせる。
木暮実千代の感じ悪〜い顔が最後には穏やかで柔…
小津安二郎監督による、夫婦の物語を通じて人間の奥深さを描いた作品である。
物語は、倦怠期に入った夫婦、茂吉と妙子の姿から始まる。
妙子はお嬢様育ちとしての生活に埋没し、派手な日常を過ごしている。一…
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