フォロワーさんにオススメしてもらった「隠された記憶」を初鑑賞してみた。監督はミヒャエル・ハネケ。本作について内容は何も知らない。何時もの如く情報を仕入れぬまま触れてみよう。
ぶっちゃけ、まだ監督作…
とてもショッキングですが、素晴らしい描写の映画で、もう数十年前に観たものですが、忘れもしない映画の内の一つです。
テーマは人種差別。
どのように人種差別が構築されていくのか。バイアス。
“素晴ら…
最初の方の印象だと「なんじゃこれ!」がずっと続く感じだったけど、やはり段々とかなり深い話に行き着いてくる。
盗撮する部分が毎回絶妙に嫌なところを突いてくる。非常にハネケ監督は意地悪だなと感じた。人…
おもしろすぎた、。
映画の持つ特有性を存分に活用した演出、撮影法、独特な間合い、ファニーゲームほどの衝撃はないが終始、緊迫感のある作品。
ピエ・ノワールについて。
事実から目を背き、いかにも我が正…
【西欧の欺瞞を暴く!】
リアルタイムで劇場で鑑賞した作品。渋谷ユーロスペースで。如何にもハネケらしい難解不愉快奇々怪怪な作品となっている。
そのあまりに唐突(?)なオチには愕然となったが、全編に…
05.16.2021
04.02.2022
11.05.2023
やっぱこのスタイルをコメディに昇華したオストルンドもすごいが、ハネケは別格。
観客の視点と予測を見事に掬い取り弄ぶハネケの意地悪…
"隠された"のではない、"隠した"のだ。
犯した罪の疚しさから引き起こされる結末。
日常の中には様々な秘密が隠れている。
人は不都合な真実を無意識のうちに何処かへ隠している。
ビデオから思い起こさ…
21世紀の映画で、映像において新しいアプローチが試みられている作品に出会ったことがまず驚きである。
ハネケは『ファニー・ゲーム』でも思ったが、何かまだ誰もやったことがない表現を探しているようで面白い…
このレビューはネタバレを含みます
ビデオテープを見ている夫婦を見る観客。冒頭誰かに覗かれているようなアングル、何が起こっているかわからないまま垂れ流しでアパートの入口が映される。最後まで誰がビデオを撮っていたのか送り主は誰かというこ…
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