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隠された記憶のmylifeのレビュー・感想・評価

隠された記憶(2005年製作の映画)
4.2
フォロワーさんにオススメしてもらった「隠された記憶」を初鑑賞してみた。監督はミヒャエル・ハネケ。本作について内容は何も知らない。何時もの如く情報を仕入れぬまま触れてみよう。

ぶっちゃけ、まだ監督作品では「ファニーゲーム」しか観ていない。あのまんまの作風ならばと考えると…到底、普通の映画であるとは考えにくいけども。

ジャンルはサスペンスなのかな。ビデオテープと謎の絵が送られてくるオープニング。こういう系統は好きなので序盤から相当に引き込まれていく。

次々に送られてくるテープと絵。これは、過去を紐解くタイプの作品なのかな。さてと、一人の男と対峙する。焦点は子供のトキの出来事なのかも。妄想は膨らむ反面、疑問も残っていく展開。

最大の疑問は、
テープを送りつけたのは…
一体、誰なのか?

そんなこんなで、最大の疑問を残したままエンディングを迎える。やたらと長回しが多いのも気にはなったが、どうにもこうにも釈然としない。

ふむむ、こちら側に身を委ねる系統の作品だったのか。DVDを観終えてから特典映像に劇場トレーラーがあったのでヒントを探すように見てみた。

“このラストカットに全世界が驚愕”

って書いてあるやん。なるほど、良く見ると答えがあるのね。明確なアンサーでは無いが思てる通りの展開なのかも。やはり、只者では無い感じがする…ミヒャエル・ハネケ。あるがままに受け入れてみたい気持ちが少なからずある。
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