中世の北欧を舞台に陵辱の果てに命を奪われた少女の悲劇と、彼女の父親による復讐が描かれる。
モノクロームが映し出す人間の光と影。
神と俗。
処女と非処女。
穢れのない純粋無垢な白と他者を恨み妬む邪心の>>続きを読む
サブスクにあること初めて知った。
めちゃくちゃ前にVHSで観た以来。
何でVHSがあったのかはよくわからない。
20世紀フォックス制作なんだ、ディズニーにしては絵柄なんか違うよなーって思ってた。
歴>>続きを読む
峰不二子のついた嘘
言ってしまえば愛だって嘘になり得る。
嘘はどこまで行っても嘘。
峰不二子の魅力は、その嘘にほんの少しの本当を混ぜてしまうところにある。
ビンカムの敗因 童貞だったこと
五右衛門がかっこよすぎて、もう何も言うことない。
次元大介という男の魅力を存分に味わえる、アダルトなルパン三世。
引き受けた仕事に対してのプロフェッショナルな姿勢や、自分のスタイルを貫き通そうとする、やる時はやる、芯がしっかりとある次元がかっこよす>>続きを読む
渋いハードボイルド、みたいな。
ルパンの映画は相変わらず作画がいいんだけど、今作は他の作品とはまた違う絵柄で余計に渋さ演出してる。
いつもの明るめな雰囲気抑えめながらも、キマるところはちゃんとやりき>>続きを読む
日本の特撮オマージュ(パクリ)
結構前から観たいなと思ってたけど、明らかに地雷ぽくて何となく後回しにしちゃってた。
香港映画なだけあってかアクションにかなりのこだわりを感じることができた。
アク>>続きを読む
程よくおもしろい。
サクッと回収される伏線は、映画をボーっと見がちな私にとってありがたいな。
公開時、猫背のせいで母親からベリアルと呼ばれたことにガチ泣き。
これと、小学生の頃同級生にガリガリすぎて言われたヴォルデモートの途中形態はいまだにトラウマ。
久々に観たらサプライズとアクションがほと>>続きを読む
規模大きくてお金かかってるアクション、さすがジョン・ウー。見応えあり。
ジャンル 国家転覆系
王も国民もテロリストも、みんな自分勝手。
産まれたその瞬間から死ぬ瞬間まで欲望に囚われ続ける人間が、どんなものよりも怖い。
3、4年ぶりに観た。
前作がクラリスの物語だとするならば、本作はレクターの残酷さを重点的に描いた物語になる。
淡々と進んでいく時間、その裏にある異常性。
人物やロケーションの移り変わり、大量の台詞>>続きを読む
シュワちゃん映画
理不尽な敵に挑む漢のシュワちゃんがかっこいい。
前半の間延びがひどすぎて退屈な分後半のアクションには盛り上がるが、うーん。
愛の依存
愛による出会い、衝突と別れ
一方は前へと進み、もう一方は動くことができない。
近いようで遠いあなたとわたし
遠く遠く離れてしまった地球のあちら側とこちら側。
今まで辿ってきたのは2人の物語>>続きを読む
すれ違う、あなたとわたし。
惑星から舞い堕ちた天使たち
光と音の調和、カラーとモノクロ、極端な広角レンズや、コマ落とし/コマ伸ばしによるアクションの躍動感といった、斬新ながらも退廃的な映像が作りだ>>続きを読む
久しぶりに観た
当時、この映画を映画館で2、3回観るくらいイナイレが好きだった。
今じゃ考えられない、だってそんなに面白くなかったから。
楽しめはした。懐かしかった。
原作も一応読んだことがある。
最近の社会や政治の腐敗を見ていると、本作は現代社会を鋭く描いた作品として再評価されるべき映画の一つだと思う。
序盤のシーンが素晴らしい。
でも正直長すぎる上に、後半に>>続きを読む
反社の綾野剛が面白かった
細かいところ気にしちゃうと、エピソードひとつひとつの重みをあまり感じることができなかった。
アヴリルが出てるから観た。
職と食、現代社会における生活の要を様々な視点から描いている作品。
社会の発展とともに、労働は欲望に支配されてしまった。
もっと多く、だけれどもっと安く、もっと簡単に。
大>>続きを読む
少年時代の無益な苛立ち。
恋を知り、死を知らず。
憧れの女性を失うことを阻止しようと奮闘する少年たちの言動から見えてくるものは、純粋さ故の残酷さ。
映画の真似事かのように軽々しく死を扱ってしまう未熟>>続きを読む
交錯する憎悪と殺意、あとマヌケ
シーンひとつひとつの見せ方がおもしろい。
アップやスローモーションなどが多用されていながらも、テンポの良いスタイリッシュな映像にまとめられていた。
求め、すがり、繋がる。
私とあなたを繋ぎ止める、なにか。
人は自らが名付けた形の無いなにかに翻弄されながら生きている。
私たちはどうすれば実体のないものに深い信頼を置くことができるのだろうか、形の無>>続きを読む
キスから始まる刺激的で衝撃的な物語。
トリッキーながらも洗練された新感覚の映像で描かれる、二転三転とする圧巻のストーリー展開に目が離せない。
映るものがすべてだと信じた人物が映らないものに支配され>>続きを読む
行き場のない苦しさに閉じ込められる。
青春はあいつらが言ってるほど爽やかなもんじゃない、これは私が青春とやらを経験してきて思ったこと。
叫んでかき消してしまいたいほどの苦しみや悲しみと、いつかは向き合>>続きを読む
尊大な羞恥心と臆病な自尊心によって0まで落ちていく。
すごい、ちゃんと零落だ。
原作の世界観がいい具合に再現されていたので実写映画としてそれなりに満足。
思うことはあるけれど。
ある症例について 愛の不可能
密室に共存する人間の美醜。
巧緻な作劇、舞台のような照明と装飾的な衣装、絵画のような色彩設計、緻密に計算されたカメラワーク、これらによって作り出される煌びやかながらも退>>続きを読む