ヤクザ記者のカーク・ダグラスがいいですね。タイプライターのアームがチン!っと動くときにマッチをこすって火をつける仕種なんて、ほんと悪い男だなコイツはって思わせる。
悪行三昧でニューヨークの新聞社をク…
切り札が穴の中に
キレキレなビリー・ワイルダー✕ノリノリなカーク・ダグラス劇場!!
人の弱さ・醜さも、ビリー・ワイルダーが撮るとここまで恐ろしく面白い…!コメディ映画にも定評ある彼だけど、ビリー・…
このレビューはネタバレを含みます
風刺を効かせる為に無駄なものを全部削ぎ落としてるので、メッセージ性がはちゃめちゃに分かりやすくかつダレさせないのは凄い。この手のクラッシック映画は初めて鑑賞したのだが、セリフの言い回しや動きに特徴が…
>>続きを読むオスカー受賞監督となって以降も傑作を連発していた時期のワイルダー作品としては地味な位置付けの秀作。
ジャーナリストとして一旗上げようと目論む男が落盤事故の現場に遭遇し、事故をドラマチックに仕立てるた…
大手新聞社をクビになったチャールズ・テータム(カーク・ダグラス)が、再びスポットライトを浴びるために小さな新聞社の仕事を受けるところから始まります。ある日、彼はニューメキシコ州の地方都市にある洞窟で…
>>続きを読む脚本家出身の監督であるビリー・ワイルダーは、まずストーリーの面白さありきで映画を作るタイプの監督だと思うのだが、この映画はまさにその好例。一人の男が落盤事故で洞窟に閉じ込められたところにたまたま立身…
>>続きを読む昔見た。
凄い映画。めちゃくちゃ強欲な新聞記者(主人公)が出てきて、起こった悲劇を搾取して面白い記事つくることを優先していく無慈悲さにドン引きしながら映画を見ていると、急に主人公が衰弱してぼろぼろに…
本当に今でも楽しめて見れる。
ビリーワイルダーの中でもトップクラスにいい。
ストーリーが特にすごい。
記者が自分の仕事のために事故現場の救助を長引かせようとするが、場面が展開していき、その思いは一…
火をつける人とその火を大きく広げてしまう人たち。今でも本質的にたいしたことない事柄がさも重大事になったりするし、SNSができたとはいえこの構造には大きな変わりはない。
『刺さった男』と似たような感…