【1996年キネマ旬報日本映画ベストテン 第5位】
『サード』東陽一監督作品。田島征三の自伝的エッセイ集を映画化したもので、ベルリン映画祭コンペに出品され、銀熊賞を受賞した。
ほっこりするいい映画…
実在する双子の絵本作家である田島征彦と田島征三の高知での少年時代を描いた自伝的作品の映画化。
自然豊かな鮮やかな田舎の原風景もあれば、時代もあるだろうが、田舎のいやーな部分も妙にリアルに描いている…
ファンタジー描写と田舎の原風景が、強烈な郷愁を誘う。永遠かの様に感じた幼少時代の長い夏が、そのまま封じ込められた作品。今では考えられない様な差別やハラスメントが当たり前だった時代。淡々とした描写の中…
>>続きを読むこの監督らしく映像は良いが、ノスタルジーを補って余りある村社会描写、パワハラ・セクハラの釣瓶打ち。
昭和を切り取ってると言えるかもしれんが、不快が勝り不毛。
寺山修司映画みたいな老婆トリオは何?
…
ネタバレ
郷愁的ファンタジーとはいえかなり不愉快
ある大人になった双子の絵本作家。その子供時代のひと時を綴る郷愁ファンタジーということはあらすじで理解していたものの、共感出来る場面は確かにあったが…