ハズバンズに投稿された感想・評価 - 46ページ目

『ハズバンズ』に投稿された感想・評価

先週2月3日が偉大なジョン・カサヴェテスの命日だとうっかり失念していた自分への戒めの為、カサヴェテス作品で個人的に最も素晴らしいと思うこの作品について記す。

一人の友人を若くして亡くしたカサヴェテ…

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小学生のガキみたいキャッキャと悪ふざけをしあうおっさん3人組の話。
友人の結婚式の後に家に帰るのが嫌になった3人が散々だらだらするところを延々見せられる傑作。「おっさんになってもこんなガキで良いんだ…

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まるでドキュメンタリーのようだった。
主題もすごくいいと思う。
ただ、
「長い!!!」という気持ちに何回もなった。そこがムムムという感じ。

映画自体は好き!特に、オープニングとラスト。ここは本当に…

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たまらない。
ピーターフォークと中国娘の雨の中の別れはなんでこんなにエモいのか。

自分は一体どこに惹かれているのかよく分からないまま引き込まれて泣かされてしまうカサベテス。訳も分からぬオッサンたち…

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『ハッピーアワー』の元ネタらしいけれど、筋が一緒というだけで、話の勘所は全く違った。得意技のクロースアップが、室内劇と話の停滞加減とにマッチしていて良い。

全然見飽きない中年男の欲望全開映画。
家庭生活に疲れた男達がイギリスでハメを外しに行くだけの話なのに、なんでこう登場人物の息苦しさが伝わってくるのか。
家庭生活が上手くいかないのも納得の高圧ぶりに本…

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イワシ

イワシの感想・評価

5.0

一旦帰宅したベン・ギャザラが、家の前で待つピーター・フォークとジョン・カサヴェテスに目を向けるシーンの3人の位置関係と視線のカットバックに、『続・夕陽のガンマン』のクライマックスを連想。アメリカ中流…

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人生の迷子という言葉はこの亭主たちの為に。
家に帰らないのではなく、帰れなくなってしまった男の中の性を、これほど克明に記録した映画は一体どれだけあるだろうか。
こういう群像劇が本当に大好きです!

大人になっても社会って窮屈。
あの頃に戻ってハメを外したくもなるさ。
それでも家庭って素晴らしい。
ってラストが、もう最高。
弟二郎

弟二郎の感想・評価

4.0

その名の通り亭主の、亭主による、亭主の為の映画。家庭サービスに疲弊した男達の為、ただその層のためだけに神が差し伸べた救いの手のような映画だ。美しい黒が印象的。2時間20分に及ぶ祭りにたった2分で幕を…

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