最後の大団円は清々しい感じがしたけど、途中はけっこう観念的というか理屈っぽく感じた。
でもまあ、これがちょうどメンタリティの転換点といったところなのか。
戦後とはいえ、主人公の人たちもまだ戦前生ま…
半世紀以上も前の作品やから古臭いのは否めない。
でも、カット繋ぎのセンスとか画作りの面白さは流石岡本喜八といった感じ。
鋭いセンスっていうのは色褪せへんねんな…。
キスをするたびに呼び鈴が鳴るとこは…
『結婚のすべて』(1958)初鑑賞。岡本喜八の初監督作品で豪華キャストによる結婚コメディ。デビューからどのショットも面白くしようという意志がみなぎっていて、シーン繋ぎを台詞やアクションで呼応する演出…
>>続きを読む岡本喜八らしいテンポの良い演出。
ただ如何せん価値観が合わない。
やけに理詰めに結婚論を振りかざす割には、結局帰結するのはそこかい!と突っ込みを入れたくなる。
新珠三千代の美しいけど、絵に描いたよう…
前評判が散々だったのが功を奏したのか、まあまあ普通に楽しめた
康子の性格、あんまり好きじゃないけど浩があんまりにもアレすぎて気の毒に思えてしまった
そりゃ、他の女の子に「やめとけ」って言われるわ
…
「近頃なぜかチャールストン」が面白すぎて、喜八さんのんはハズレ無しやでぇ!って続け様に評価高い本作観たらば……全然楽しくなくて白目剥いた!
わたしお見合い結婚なんてまっぴら!自由恋愛したいんよ!っ…
話自体ぜんぜん大したことないのに、信じられないくらい面白くてありがとう。
もう70年近く前の映画なのに、フツーに現代的な感覚で見られちゃう軽やかさは、たぶん世代や世相の問題ではなくて、映画の筋肉量の…