スローターハウス154

ランボーのスローターハウス154のレビュー・感想・評価

ランボー(1982年製作の映画)
4.2
2021/8/29

その場しのぎで後先考えずにとんでもないモノを作ってしまった、という事例。
哀しいことにこの世界では、どれほど立派な仕事をしても必ずしもそれが正しく評価されるわけではないということがよくある。そしてランボーのやってきたことは、「立派な仕事」とも言い難いために、ランボーは苦しむのではなかろうか。「俺は一体なんのために命を賭けてきたのか」と。
せめてこの殺戮マシーンの、いや人間ジョン・ランボーの余生が報われることを願わずにはいられない。