このレビューはネタバレを含みます
とても好き
それぞれの登場人物が独白のような、一人で勝手にまくしたてるような台詞が多いのが印象的。勝手な人間。
父が語る妄想の家を「そうだね」と肯定する、悲しいほど大人っぽい子供
人々の苦しみや…
空想の世界で、毎日電車を走らせる運転手の六ちゃん。
我が家を建てる乞食親子、妻を交換する男たち、姪を犯す男、浮気性の女…。
霞んだ街で生きる人々を描く群像劇。
あくまで私見にすぎないが、後期の作品は…
15年ぶりくらいに黒澤映画を観た。
普段、映画で泣くことは全くないのに、途中から謎の涙が止まらなかった。
悲しいとか共感とか、そういう単純な感情ではなく、いろんな感情をごちゃ混ぜにして鍋に焚べた感…
どですかでんってどういう意味?レベルの知識のなさで観たので、インパクト大きすぎる冒頭のシーン以降、六ちゃんはほぼ出て来ず、貧民街で生きる人々の群像劇だったのは驚いた。けど、群像劇好きなので面白かった…
>>続きを読む郊外のゴミ捨て場に暮らす60年代の人々の暮らし、貧しい生活をする人々の豊かなドラマ性。なんとも救いのないスラムの人々の様子をコミカルか
つ悲劇的に描く。暮らしは貧しく人間的にも弱い人々だが世俗で生き…
宮藤版「季節のない街」を観る前の予習として鑑賞。
冒頭クレジットの文字を見た時点でワクワク、通り過ぎる電車と怒涛の南無妙法蓮華経、六ちゃん電車が発車したところでタイトルの意味がわかる仕掛け。なにこれ…
きっつ……でんしゃばか、息子に夢のマイホームを語るだけのインテリ乞食(三谷昇が怖すぎる)、妻に浮気され感情をなくした男、継父に犯される女、他人の子かもしれない子どもを育てる男、顔面神経痛の恐妻家。抱…
>>続きを読むDisney+クドカンの「季節のない街」から来ました。見比べてみて。絵作りは流石の黒澤映画だがなるほどこれは売れない笑。暗く重く説明が足りない。原作読んだ人しかわからないのでは。
その点クドカンは上…
ザ・昭和
宮藤官九郎の「季節のない街」を観てからの鑑賞
出てくる人達みんなありえないでしょ!と疑いたくなるがいやいや戦後のあの時代ならあるかも…と思わずにはいられない群像劇
往年の名俳優達がず…