川崎のポーランド映画祭で鑑賞。特等列車にヌッと顔を出す元彼との表情の対比が素敵。当時の風俗を示す同乗者の面々は良かったけれど、あのガサツな付き合いは現代においては辛いなと思った。列車を停めて我先に犯…
>>続きを読むなぜか『バルカン超特急』を引き合いに紹介されていたため、冒頭の意味ありげな視線のドラマがサスペンスにも群像劇にも発展しなかったことのがっかり感はいなめず。どちらかといえば『M』に近い。雑多な人間の出…
>>続きを読むビデオで持っていて今は見れませんが、‘また観たい映画’のベストに入れたいです!
襟元はピッタリせまく背中の大きく開いた黒いセーターを着た女性が美しくて憂いがあって忘れられません、この女性の恋人がミ…
『影』に続いてカヴァレロヴィチ2本目。
ミステリーというより不条理劇と化す中盤以降が素晴らしく、細かい伏線をいちいち回収していく繊細さと映画だから成立する破綻寸前の強引さを兼ね備えた脚本はまるでキ…
夜行列車に乗り合わせた様々な人々の人生模様。
ラスト付近の、男が乗客たちに追われるシーンの俯瞰ショットが集団の恐怖を感じて印象的だった。ヨアンナといいイェジー監督は俯瞰がうまい。
未だにあの男は…
とても温度の低い作品だと思った。つめたいジャズの響き、マルタの薄い色素の大きな目、それから殺伐とした野原に十字架を立てて立ち去るシーンが象徴的で寒々しい。
コンパートメント形式の夜行列車は満席でご…
大阪のオバチャンを彷彿とされる図々しさで男性専用寝台に居座る女と、疲れているのに彼女と相部屋をする羽目になってしまった何やら訳ありな男。当然ババァないしクソブスであれば全力で叩きのめしてほっぽり出し…
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