「4ヶ月、3週と2日」
「あのこと」「ヴェラ・ドレイク」に引き続き、中絶が禁止されていた時代に中絶をする映画。今回は中絶をする女性のルームメイトが主人公。題材は3作とも同じなのに、視点が全く異なる…
【これは二人だけの秘密—。】
1987年のルーマニアで、大学生の女の子2人がモグリの医者に依頼して、ホテルの一室で違法な中絶手術をするお話。
これがパルム・ドールかぁ。
アカデミー作品賞って、好…
中絶が禁止されていた80年代のルーマニア。大学生のオティリアは友人の中絶を助けるべく奔走するが…
とにかく会話の緊張感がヤバいです。
特に中盤の中絶シーン。
見てるこっちが中絶に加担してしまってる…
ダルデンヌ兄弟やミシェル・フランコなどと共に『母の聖戦』の共同製作者のなかのひとりとして名を連ねていたことを知ったときから、いつか観たいと思っていたクリスティアン・ムンジウ監督作品。もうすぐ新作『ヨ…
>>続きを読む最近読んだルーマニア出身のイリナ・グリゴレの「優しい地獄」で言及された社会主義国家において消失する身体性とリンクするものがあった。ただ、自分の中で、自己責任によって妊娠したケースの中絶に関してどちら…
>>続きを読む中絶する側ではなく中絶を手助けするルームメイトが主人公という驚き。
ずーっとルームメイトの視点で描かれていて肝心の中絶する女性はクソ。そこがまた良かった。確かに望まない妊娠、中絶手術直後で精神が不安…
【迫真性に満ちた佳作】
中絶が非合法であった共産主義時代のルーマニアのお話です。
未婚で妊娠してしまった若い女性がいかに法や世間の目をかいくぐって中絶するかというところに眼目があるかと思いきや、…
フランス同様に60年代のルーマニアでも中絶禁止だったことを知ることができた。
フランス版のあのことの方が好みだったけど、生々しさはこちらの方が上かな。チャウシェスク政権による政策で様々な人が不幸にな…