このレビューはネタバレを含みます
恵介…いつも新しいことにチャレンジするその精神が大好きだな…今回の挑戦はとても上手くいっていた気がする。隅から隅まで綺麗、計算されて、まさに“創られている”ものを魅せられている感覚がたまらんじゃない…
>>続きを読む 深沢七郎原作の姥捨伝説を映画化したものです。1983年の今村昌平版の次にこちらを観ました。
オールロケ撮影の今村版に対し、こちらはオールセット。また全編長唄や歌舞伎など邦楽的要素の強い音楽が流れ…
現代の作品と比較すると色々違いすぎてカルチャーショック
テーマもテーマだし。。。
個人的には「捨てたられた後」を描いた「デンデラ」が好き
それにしても終盤のシーンを見たり、このテーマのことを
見…
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山間部農村の山岳信仰と家族と村社会、民俗学的に勉強になった。
オールセット和ミュージカルみたいな体で、格調高かった。
生産性キープかつ有限の資源分配という、閉鎖状態で集団を維持するための仕組みが垣…
今村版の楢山節考に衝撃を受けまくった者としては、木下版はインパクトに欠ける感あり。
オールセットも拘りは感じるがリアリティに欠け、姥捨という重いテーマを中和してしまったように感じたし、姥捨の作法を見…
「凄いセット、そして色彩感覚」を具現化したカラー映像。
また、歌舞伎調の音楽とともに進む物語。
田中絹代が渾身の演技を見せてくれる。
ただ、姥捨て山の物語なので、学生時代に観た今村監督版と同様、物…
姥捨山の文学を読んだ後に授業の内容を踏まえて鑑賞。
思うことが多い。昔は貧しい家庭は母親を山に捨てる風習があっと文学で習うけれど、それをリアルに目の前で見せられるとやはり辛い。文学で読むと他人事のよ…
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