河と死の作品情報・感想・評価

『河と死』に投稿された感想・評価

ブニュエルのメキシコ時代。アンチウェスタン。なんと撮影期間は2週間。

 ブニュエル作品、図書館で見つけたDVD BOX。楽しみしなから鑑賞した。
 子孫代々に争いが絶えず、復讐のために決闘の悪循環を続いた町に、古い因習を抱いた人々は家族の名誉を人の命よち重視していた。…

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Nax1860

Nax1860の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

これは和解エンドかなと思いつつも、最後までちゃんと緊張感があって楽しめた。

最後にロムロと和解するまで、掟に縛られている人たちとの会話がどこまで行っても平行線で苦しかった。内容は違えど価値観が全く…

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似太郎

似太郎の感想・評価

4.0

かなり昔観たので内容はあまり覚えてないのだが、奇怪な雰囲気のウエスタンだった気がする。確かにブニュエル的モチーフが随所に見られるのだが、構成が少しとっ散らかっている印象も。

少なくともコメディでは…

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大河の流れ、人の性行動、家畜の群れなど、ブニュエルはシンプルで単調なものの描写に「死」を関連付けることで、生の中途に訪れる死の刹那性、偶然性ではなく、死自体の持つ永久性や不可避性を強調する。映画内の…

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殺された方が殺した人物の家にいく葬送や、決闘の後生き残った側が河を超えればセーフみたいなメキシコの不思議な因習は大変興味深い。ルールや信義を重んじる姿勢に勝手に意外性を感じた。ラストに至る導線は仕組…

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「名付け親は人妻を寝取るのがうまい(笑)」とかいう謎の煽りから突然始まる殺し合い、以降孫の代まで続く復讐の螺旋。決闘の勝者は河を泳ぎ渡り対岸に隠遁し、敗者は葬送の船によって、これもまた先祖の眠る対岸…

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mare

mareの感想・評価

3.5

えげつないと見せかけてだいぶマイルドなブニュエル。しょうもない口喧嘩から殺し合いが始まり殺した側、殺された側の子どもの代まで果てしなく続く因縁。不毛な殺しを犯した者は町に住むことは許されず河を隔てた…

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tristana

tristanaの感想・評価

5.0

血が血を呼ぶ復讐劇で、90分に任侠映画3本分くらいの仇討ちが詰め込まれている異常な話なのだが、ここまで煽っておきながらこのエンディングもある意味すごい。祖父の役は石山健二郎、イイ展開を作る弟は江原真…

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sacchinn

sacchinnの感想・評価

3.8
普通にいい話で、ヘンなところはなかった、多分。でも、自分はもうブニュエルがつぼに入ってしまっているので、普通の映画でも、「普通やんww」と笑ってしまうので、もうどう転んでも面白い。

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