自分の「夏映画」ベスト1になった。
どうしようもなくどうしようもない人間で、傍若無人で、理不尽なことばっかり言ってる菊次郎の垣間見える優しさが切ない。出てくる人全員、人間味に溢れている。どこも美化せ…
「俺がお母ちゃんのところ、連れてってやるからな。」
久石譲のリリカルな美しいピアノの旋律にのって武のサイレントコントが連続で流れてくる切な可笑しロードムービー。すんなりと目的地に着くはずもなくおじ…
久しぶりにいい映画を観た。タイトルが「僕の」ではなく「菊次郎の」。正男から見てもこの夏の主役は菊次郎だったのではと邪推してしまう。
おにぎりのシーンは一つを隠れて食べることでもう一つをもらう算段だっ…
北野版、都会のアリス、パリテキサス。
ヤクザものでも恋愛ものでもない北野作品は珍しいが、正直長く感じた。
が、ラスト、感動。
キッズリターンとブラザーに挟まれる今作は監督自身癒しのために撮ったかの…