フィリップ・ガレル監督の『パリ、恋人たちの影』を劇場で観て凄く良かったので、他の作品も観てみたいと思い今作をレンタルしました。
ちょっと期待しすぎた点はあったかも知れませんが、モノクロの中で静かに…
初めてのフィリップ・ガレルは、まだ何も映画を知らない頃に見た『内なる傷痕』だった。
彼のことがよくわからなかったが、わかりたいとは思ったし、いつかわかる日が来る気がしてならなかった。
あれから数年、…
えっ?と呆気にとられるラストの衝撃。
モノクロの美しい質感や、カメラの向ける対象で魅せる極端過ぎるほどの意図的な演出が展開を惑わす巧みさ。
こうだからこうで、次はこうなるんだろうなぁというこちらの思…
同監督の「ジェラシー」を観て見事にハマらず
同じ監督作品でもガイリッチーのように「ロック、ストック〜」のような大傑作もあれば「スウェプトアウェイ」のようなアレな作品もあるので再チャレンジ
また息子…
怖いガレル。愛の脆い一面。そして危うい一面。ワイパーの法則。「2年前の話だけど」。全てではないけれどもガレルを見通してきて、最初はいずれも男と女のけだるくてありふれた取るに足らない一瞬の邂逅を切り取…
>>続きを読むオカルト恋愛映画だが、個人的には前半の軽やかさが魅力だった。
写真で瞬間を切り取り自分だけの永遠を残そうとする男と、永遠の共有を強いようとする女。
アイリスアウトからの暗転とフェードアウトからの暗転…
これは凄い。恋愛映画なのだが、途中からオカルト映画と化し、ラストの冷徹な突き放しには呆気にとられた。
ガレルの簡潔すぎる演出もたまらない。そこらの監督なら3時間超えそうだ。2人が出会ってからの見…
ルイガレルの美しさで点数UP。
ストーリーとしては、若い頃そして短期間の激愛にありがちな、お互いを決して手放したくないそしてなおかつ愛を束縛と感じてしまうひとときの刹那的な関係を描いたごくありふれた…