東への道に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「東への道」に投稿された感想・評価

煙

煙の感想・評価

4.3
見事なカットつなぎ。有名な流氷シーンは期待以上、想像以上。リリアン・ギッシュがあまりにも可憐。

名作中の名作。1920年代相応の撮影技法の中で1番目立ったのは平行モンタージュ技法だったように感じる。同じ時間軸の中で違う場所で起こっている出来事を数秒単位のショットで入れ込むことによって映画自体に…

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シネマQ

シネマQの感想・評価

5.0

揺れる木々、水面、雪、動物たち、何もかもが画面を活き活きとさせる。
どんどんエモーションとサスペンスを高めるラスト。
何よりパーセルメスが初めてリリアン・ギッシュに告白する川べりの美しさったらもう!…

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活弁付上映にて初鑑賞。活弁士は澤登一門の片岡一郎さん。感情表現豊かな活弁によって、見事に物語の中に彷徨い込む。
天性の映画監督D.W.グリフィス監督によるメロドラマの傑作。
リリアン・ギッシュ演じる…

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排路

排路の感想・評価

5.0

この映画の後に生まれたサスペンスやフィルムノワール等のジャンルの全てはこの映画の一部を引き伸ばしただけにみえてしまうくらい、全部が詰まってる映画だった。
アンソニーマンのショットとショットの間で重複…

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ドゥルーズのイチオシ。グリフィスの長い映画ってほんとに最後の数十分のために2時間の前フリに耐えるみたいなところがある。前半にも随所にハッとするほど美しい瞬間は挟まれるものの、終盤でアナが吹雪に猛然と…

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グリフィスの偉大なるメロドラマ。メロドラマの全てが詰まっている。そしてリリアン・ギッシュの最高傑作である。
グリフィスはアップだ。ギッシュのアップが素晴らしい。ローウェル・シャーマンに捨てられる場面…

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Gierck

Gierckの感想・評価

4.8

1920年G.W.グリフィス監督、
G・W・ビッツァー、ヘンドリック・サートフ撮影。
短編も含めればすでに数百の映画を撮っていたグリフィスだけに、映画創成期の映画というよりは、円熟期の映画である。

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hk

hkの感想・評価

4.3

"信じられるもの"とはどういうものかをとくと見せてくれる。

逆境に次ぐ逆境に立ち向かった主人公が力尽きようとした時に、最後に"信じられる人"が間一髪助け出す。

逆境は、時代によって人によってまち…

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miyabi

miyabiの感想・評価

5.0

素晴らしい....どうしてこの名作にぶち当たらずに生きてきたんだろう。有名な流氷のシーン、どのようにして生まれたか 息を飲む見事な撮影。無声映画、観客の想像力を信頼し、想起させる、映画の起源を見た…

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