みや

探偵はBARにいるのみやのレビュー・感想・評価

探偵はBARにいる(2011年製作の映画)
4.0
昔も今も田舎暮しなので、観るたびに、「ちょっとでいいから、こんな粋なバーに毎日入り浸れる生活をしてみたかったな…」という思いにかられる映画。
やりかけのオセロはそのままにしてもらってあり、定位置に座ると缶ピースと龍角散がセットで出てくるし…。
そういうKELLER OHATAのたたずまいが大好きで、昭和生まれのオヤジ心はくすぐられまくる。

探偵と高田のバディの最強感がいいのはもちろんだが、個人的には桐原組若頭の相田が特に好き。

なんか、感覚的にはもっと前の映画のイメージだったが、エンドロールの2011というクレジットを見て驚いた。
今回の視聴で、この10年ちょっとで、だいぶ世の中自体も変わったり進んだりしたことが確認できたし、吉高由里子発見もアガった。

中身はベタだが、とても丁寧に作られているので、今もキチンと面白く、安心してみられる。
それこそ、スーパーニッカのダブルを飲みながら、楽しくみたい一本。
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