長恨の作品情報・感想・評価

長恨1926年製作の映画)

製作国:

4.0

『長恨』に投稿された感想・評価

ShoM

ShoMの感想・評価

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中島貞夫が『多十郎殉愛記』でオマージュを捧げた作品。

現存するのはクライマックスの15分ほどだけど、逃げる男女、多勢に無勢、縄と『多十郎殉愛記』とはほぼ同じシチュエーション。
cil

cilの感想・評価

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幸か不幸かクライマックスだけ生き残ってしまった。勝ち確ではある

映像部分は13分の断片だから点数は判定不可能。それも終盤。
(本編13分+1分半近くは作品の復元や経緯の説明等)
ただ、全長が仮に残っていたら十中八九サイレント時代劇を代表する傑作の一つになると思わ…

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伊藤大輔監督の才気溢れる十数分間の醍醐味満喫。大河内傳次郎の「忠次旅日記」で未消化だった決死の立回りが堪能出来、俯瞰や移動撮影を凝らしたモンタージュの迫力は「雄呂血」をも超えている。
Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0

〖1920年代映画:サイレント映画:時代劇:日活〗
1926年製作で、大河内伝次郎主演の時代劇らしい⁉️
現存するフィルムは、最終巻の13分だけだが、鬼気迫る立ち回りは圧巻な作品でした。

2023…

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昼行灯

昼行灯の感想・評価

3.8

この人はアウトローのヒーローが零落していくのを見せたいんだろう。移動大好きって、カメラの運動のことじゃなくて、ポジションの移動を言ってたのかもしれないと思った。

それくらいカメラ位置が変わる。本編…

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中島貞夫の『多十郎殉愛記』の元ネタ。目を潰された武士と共に逃げる女や、ラストの縄で縛られる主人公などそのまま。
高良健吾には悪いが、やはり大河内傳次郎のアクションと情念の方が圧倒的に凄みがある。
m

mの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

現存部分のみ。

大河内傳次郎が敵の包囲に臨む場面と、彼の弟と女性が共に逃げ去る様子が、途轍もないエネルギーを発しながらカットバックされる。遁走もまた、断続的な切り替えの中で、カメラの視線が広がる風…

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恥ずかしながら未見。簡単に観られるので是非大きな画面で観るべき!映画的喜びに満ちた14分間!
真綿

真綿の感想・評価

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中島貞夫『多十郎殉愛記』(2019)をきっかけに再見。
POVを交えた高速モンタージュが印象に残る。
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