このレビューはネタバレを含みます
(別媒体から感想を転記)
2023/04/27
戦争描写がかなりしっかりしてて、潜水艦のシーンまである。ステッピン・フェチットが『プリースト判事』と同じく知能の低いお人よしの役を演じてて嫌なんだけ…
このレビューはネタバレを含みます
ハリウッド映画らしいまとめ方。
戦争が終わって、「戦争は何も生み出さない」みたいなこと言いながら身内と抱き合ってさめざめと泣いてるうちはいいよね…って最近は思う
世界恐慌当時の世界恐慌の描かれ方を見…
19世紀から4世代にわたるメロドラマが20世紀の殺戮の歴史が伴奏する形で描かれる。プロパガンダも手がけたフォードだが、この映画での戦争の描き方はナショナリズムの高揚という側面だけでは語りきれない黒々…
>>続きを読む1934年 アメリカ🇺🇸
ジョン・フォード監督の壮大なドラマ
米英仏独と世界を股にかけた大企業家族の栄枯盛衰物語
19世紀の恋愛ドラマが20世紀に入ってかも引き継がれ世代を超えたメロドラマなのか…
第一次大戦後にすぐナチスドイツ、ファシストイタリア、大日本帝国の映像が挿入されるので戦後の作品かと一瞬思ってしまった。1934年の時点で第二次大戦が正しく予測できてしまうんだな。
19世紀前半のメ…
知名度が低く、全く知らずに観たが、この作家の、サイレント期の20年代半ばに次ぐ、トーキー期最初のピークであり、栄誉は生涯を通じ最も集まった’30年代半ばから大戦勃発前の数年間を、『肉弾鬼中隊』と共…
>>続きを読む何となくだけど、やはりフォードには「アメリカはヨーロッパが嫌で出てきた人間に作られた国」という意識があって、「奴ら貴族連中には我慢がならない。戦争を起こしたのはいつも奴らじゃないか」と言いたげな感じ…
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