「愛より強く」「そして、私たちは愛に帰る」がめちゃくちゃ好きで、その後しばらく空いて、久々に観た「女は二度決断する」でやっぱ好きだなって個人的に原点回帰したファティ・アキン監督の新作。
実在するクルド人のラッパー&音楽プロデューサー Xatarの半生を描き出した破天荒なサクセスストーリー!
ドラッグの売人や用心棒、金塊強盗からの世界的指名手配犯となり、収監されたドイツの刑務所内でレコーディングした曲でデビューしたという、本物の“ギャングスタ・ラッパー”
ハチャメチャな出来事を、不快になる直前で切り替える抜群のテンポと小粋な編集、そして愛すべくキャラクター描写(出演者みんな好きになる!)であっという間の140分。
大好き。
なお、パンフレットはあまりに内容薄目、装丁のこだわりを感じられず未購入。上映してくれただけでも有難いと思う系。