【フランスのイマを活写しながら明るい未来の寓話に広げて行く】
『リンダ』は母親の『ポレット』と郊外の大規模団地に住む活発な女の子。
父親は彼女が一歳の時に、食事中に突然亡くなり、
記憶はほぼほぼ無…
本作品は、作画もVFXも日本のアニメに比ぶべくもないが、独特な表情があり、そこはかとない味がある。目指す方向性がまったく異なるのだ。本作品には説教がましさも、妙にこねくり回した理屈もない。ひたすら…
>>続きを読むリンダとリンダの母は亡き父の思い出料理であるパプリカチキンを食べるため奮闘するドタバタコメディ。
なんというか新体験だった。
ストーリーは超シンプルだが、色の表現がうまくて終始楽しく、あっという間…
このレビューはネタバレを含みます
登場人物をイメージカラーでベタ塗りする斬新さや、必要でない対象物は描き込まず省略する大胆さなど、演出に独創性があり見ているだけで楽しかった。
料理のために鶏肉を調達するという日常的な話が、見る見る…
実験的かつポップな作画と魅力的な物語で忘れ得ぬ作品となった。
写実的なビジュアルの作品が多い最近のアニメーション作品とは異なり、一見すると極めてシンプルな線と色彩で構成された本作であるが、そのビジ…
『リンダはチキンがたべたい!』笑って泣けて目が楽しい、文句無しの面白さ。みんな間違ってるドタバタ劇だけど、脇も含めちゃんと思いがあって、それが大胆にスパークする活劇が素晴らしい。下手ウマミュージカル…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
2D/字幕
ドミノ倒しのように、ドタバタがドタバタを呼ぶドタバタ劇。
リンダはまだ子どもだから自由奔放…なわけではなく、登場人物全員ぶっ飛んでいる。他人に迷惑をかけるどころか、犯罪すら厭わない…
©2023 Dolce Vita Films, Miyu Productions, Palosanto Films, France 3 Cinéma