淡々とした繋ぎと長回しは一見してバリー・ジェンキンスの『ムーンライト』を凌ぐと言っても大袈裟ではなく、ミシシッピに住む黒人女性マック(チャーリーン・マクルーア)の現在と過去とをシームレスに繋ぎなが…
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※「A24の知られざる映画たち presented by U-NEXT」特集
結構低評価で始まったが、徐々にスコアが上がってきてる。
僕は結構見入ってしまった。
A24の凄さ…
今年の米インディペンデント映画の話題作が、こんなにも早く日本で観られるなんて、ほんとうに貴重な機会。
冒頭から美しいショットの連続。だけど、この映画の語り口に気づくのにはちょっと時間がかかった。つま…
だいぶ苦手だった。
まあ、直前にシネマヴェーラで観たジョン・ベリーの「テンション」って映画があまりに好みドンピシャだったもんで、その反動もあるかもしれんが。
こう、人間がボソボソ喋る映画って、脳…
触覚の映画って感じで、執拗な手のクロースアップは誰かの身体に触れたり自然物に触れたりというその瞬間を強調する。引きのシーンでも警官が子供の肩を撫で、慰めているような場面もある。
時間軸が何度も前後す…
とにかく美しいショットとポエティックなテーマと構成。トニ・モリスンの文学性に通じるような、ブラックコミュニティとその文化の、これまで描かれていなかったような切り口でのアートへの昇華の仕方という感じで…
>>続きを読む寝かけた頃に必ずやってくる轟音の土砂降り。アメリカ南部ミシシッピ州で暮らすある女性が子供時代から数十年に渡り経験していく愛や傷心、成長を、美しい映像で紡いでいく。親子が世代に渡って同じことを繰り返す…
>>続きを読むムーンライトのバリージェンキンスのプロデュースによる写真家としても活動している監督の作品というのもあるけど主人公の生き方や家族の話を描いてるけど全体的にセリフは少なく長回しでの撮影とかを多用している…
>>続きを読む目は口ほどに物を言う
ひとつひとつがかけがえのない丁寧な瞬間だった クローズアップされる各々の左手、マクロな雨の描写。
涙も泥も、海も川も、全てはひとつ
眩しい朝焼けのようで、
朝イチの鑑賞にぴっ…
詩人・写真家の異業種女性監督の長編デビュー作ということで、台詞は最小限に映像で伝えようとする気概は感じる。
クローズアップで被写体との距離が近く、全体の輪郭を捉えきれない描写も多い。
それをどう読…
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