このレビューはネタバレを含みます
音楽がずっと不穏 普通の会話シーンなのに、流れる音楽は不穏
存在しない「悪」が、実は存在していることを表しているのか
それとも、意味などないのか。
音楽と風景を映すだけの冒頭は、観客を振り落とすよう。
芸能事務所の二人はステレオタイプに見えるし、カメラワークはなんだか意味がありそうで、ラストの展開は突拍子がなく結局のところ何がどうしてそうなって、これからどうなっていくのかわからない。
鹿? 神話? 自然? 生け贄? 隠蔽? もしくは?
それとも、意味などないのか。
まるで上流から製作者たちが、下流に流しているみたい。
観客に不親切な映画だと思いました。
音楽が高級でなくても、カメラワークが凝っていなくても、展開がありきたりだとしても、
映画に誠実な映画が好きです、