このレビューはネタバレを含みます
吉田恵輔監督の作品は、
こう言って失礼でなけば、
エンタメとしてすごく観やすい、と思います。
傘で突き刺されてからのラストシーンと
主人公の最後のセリフが最高でした。
自撮り棒からスマホは消え、青空を美しいと感じる世界。
ただ、主人公とゆりchanには最後まで血みどろの戦いを繰り広げてほしかった。
その無為な争いの先にあのラストがあったなら、もっと良かったなと思いました。
傘少年や周りの環境のせいになっている気がして。それも自分たちが招いたことだし、現実なのでしょう。