このレビューはネタバレを含みます
音楽がずっと不穏 普通の会話シーンなのに、流れる音楽は不穏
存在しない「悪」が、実は存在していることを表しているのか
それとも、意味などないのか。
音楽と風景を映すだけの冒頭は、観客を振り落とすよう>>続きを読む
「考えるよりも感じろ」などと言われることがありますが、
この映画は、感じるよりも考えたい。
感じていたら、悲しい辛い切ない苦しい、
ネガティブオンパレードになりそう。
考えたいです。
彼らは全力で愛>>続きを読む
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深い話でした。ラストは涙止まらず、、
「あの3人、どういう関係かな」と噂される
バーでのファーストシーンがすごく象徴的。
アーサー、いい旦那すぎる。LOVE。
でも、だからこそ
「辛い」と絞り出すよ>>続きを読む
目が不自由な少年が
事件現場を見下ろすワンショットが
なぜかすごく印象に残りました
雪に覆われて、今はシンとしていて
でも少年には何か見えていたのか
今回下した決断、ある意味では判決を、
少年が青年>>続きを読む
主人公の凛とした佇まいと、指揮する姿が美しい。彼女はすごく努力していたと思うのですが、こうい人は孤独になるしかないのか。
遠く離れた地の、違う星に住むような人たちに、やっとありのままを受け止めてもら>>続きを読む
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吉田恵輔監督の作品は、
こう言って失礼でなけば、
エンタメとしてすごく観やすい、と思います。
傘で突き刺されてからのラストシーンと
主人公の最後のセリフが最高でした。
自撮り棒からスマホは消え、青空>>続きを読む
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真剣に観ていたら、「カット!」がかかって、観てるコチラは煙にまかれる。
彼の真実と架空が入り混じって、本当が分からなくなります。また「カット」と言われるのではないかと思ったり。
「宮松」を続けた方が>>続きを読む
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ワー、ギャー、オドロオドロという
わかりやすいホラーではないけれど
ジワジワ、ゾワゾワ、そしてウギャッと
なる映画でした
内臓を取り出される魚の絵がコワイ
しれっとさばいて皿に出す妻もコワイ
衝撃を>>続きを読む
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母親の中にも、先生の中にも、校長の中にも
モンスターがいる
それぞれに一生懸命なだけなのに
子どもたちは子どもたちだけの世界で
光の下を走ってゆく
どんなに理解しようとしても
大人には届かないのかな>>続きを読む
小ネタがたくさん
伏線回収もあり
脚本が練られていました
映画の主な舞台となるリハーサルの場も
登場人物たちの悩みや怒りも
頭上に岩(?)が吊るされていたって
どこかスタイリッシュでスマート
どん>>続きを読む
4人の対話を観ながら
加害者側と被害者側は、どれだけ言葉を尽くしても平行線なのでは、、と思っていたけれど
母と母が、母であることでつながった
母になってしまったら、どう育ててもどこかで罪を背負ってし>>続きを読む
頑丈な牢屋の扉を無理やり開ける
腕力だけなんてどんな力!?
あり得ないけど、
そんなこと全然気にならない
むしろ、力づくで開けてくれて
ありがとう、という気持ちになる
すべてがパワフル
クライマック>>続きを読む
動物たちの視線が多くを語る
自分家の猫が、ただの猫に見えなくなって
セリフは少なく説明がないから
何かが起きているのは分かるけど
何が起きているのかはっきりとは分からない
そんな中で
起きていること>>続きを読む
観終わって、映画に巻き込まれてしまった感じ。ただの鑑賞者ではいられない。しっかり受け止めて、考えなくてはいけない。そんな気持ちにさせられる。力がある作品でした。
考えてみると
ラストで主人公が絵画を>>続きを読む