【山形国際ドキュメンタリー映画祭2023 最優秀賞】
スペインの作品。有名な画家だったにも関わらず姿を消してしまった叔母イサベル・サンタロ、彼女に何があったのかを描いていく。
素晴らしい。決まった…
山形国際ドキュメンタリー映画祭にて。
イザベルの言葉の重みからわたしは逃げられなかった。
問い詰める監督の姿は真っ直ぐにも感じたし、エゴにも感じた。でもこの作品が成り立っているのは、愛情や尊敬の上で…
2022年。半世紀ほど前のスペインではそれなりに名が知られていたのに現在では忘れ去られた女流画家イザベル。老いてヨボヨボのおばあちゃんになった彼女の現在と半生と芸術観に、こちらも女性で若き映像作家…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
カメラ(監督)に向かって、投げかけられる創作について、どう思うのかという問いは自分に向けられているよう。
(あそこで答えなかったのは、あえて映画のため?)
どこかで監督の、貪欲に迫っていく態度に倫…
かつて苦々しい敗走を味わい頑なに口を閉ざした芸術家の叔母と、衝突を恐れない荒々しく不躾な姪の、奇跡的なケミストリーであり、シスターフッド
「私は芸術を支援する、ものすごく不快だけどね」「あなたの怒り…
山形国際ドキュメンタリー映画祭Day2
芸術家であるおばの真相に迫るドキュメンタリー
おばが住む部屋の限られた空間で工夫するカメラ
物語前半は彼女を知る男、またお手伝いの女性から
彼女の外郭を浮…
山形国際ドキュメンタリー映画祭にて鑑賞。
劇映画の感触のあるドキュメンタリーだと感じた。
対象の魅力と映画の魅力がイコールとなるような作品だった。客観的な調査を元にしたドキュメンタリーではないので、…
【最悪な被写体との向き合い方】
山形国際ドキュメンタリー映画祭でトンデモ映画を観た。本作は1980年代に芸術界から姿を消した前衛芸術家イサベル・サンタロにインタビューすることで、彼女に何があったのか…