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NHKやTV局にしかできない。
事件を時系列に合わせて、関わりのある人物のインタビューをメインにして、飯塚事件を捉えている。
ある意味では、フラットな視点になっているので、時系列に合わせて、真実は何だ>>続きを読む
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記憶違いでなければ、ナン・ゴールディンのインタビュー映像は使っていない?
声だけを使って、独白のような自分史のような作りになっている。
オピオロイドを巡る物語へ繋がることで、彼女の存在と思想が過去から>>続きを読む
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作り手と被写体の方との境界が取っ払われたような爽快感。
道端にある雑草もまた美しさを秘めてることを発見するような、日常を切り取り新たな価値を与えてくれるような。
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贖罪を描いているとも言えるが、ヒロイズム的でもある。あくまでもオッペンハイマーの視点として、その加害側の葛藤を描く意味とは。
被害状況のフィルムを見る場面(背けるけど)がある以上、切り返してそこを描く>>続きを読む
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目の映画。
動物たちの目が、こちらを覗くような。見つめ合うような。
この映画は、他と違って、人間の視線はカメラにこなかったような気がする。分からないけど。
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視線がカメラに向けられる。その瞬間が良い。きっと作り手が一番嘘をつけないその視線に誠実さを感じる。
若干オーバーしてる露出。日の暖かさ。
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トイレを洗うというアクションが、ここまで魅力的な魔法。
目覚めるシーンの規則性の破り方とラストへの伏線的なカット割。
役所広司の演技。
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火事の映像を見せるべきだったのか。
視点が散漫なのか、それとも火災を巡る汚職という意味では正解なのか。どちらにしても、時折被害者の方々を見せるのは、あくまでこの映画の立ち位置を明確にしている?
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カメラ(監督)に向かって、投げかけられる創作について、どう思うのかという問いは自分に向けられているよう。
(あそこで答えなかったのは、あえて映画のため?)
どこかで監督の、貪欲に迫っていく態度に倫理>>続きを読む