「あらゆることを経験するの。
幸せだけでなく
波乱や恐怖、悲しみも。
すると世界が見える。
世界を知れば、
もう私たちのもの。」
小説原作で、ヨルゴス・ランティモス監督。
とても素晴らしかった。
やはりエマ・ストーン。生きることの素晴らしさを彼女の全てで実感させられた…。
熱烈ジャンプやもろもろのシーンは、エロさよりもシュールさが勝って、笑って観てましたw
他のキャラ、キャストも素晴らしすぎる。
ウィレム・デフォー、マーク・ラファロはもちろんのこと、個人的にはノーマークだった、ラミー・ユセフに感動させられました。
フェリシティ役のマーガレット・クォーリーは、予告で、赤まみれになっていたので、グロい系かと身構えていたら、ただの絵の具で、その後もただただ可愛い子だったので、めちゃくちゃ安心しましたw
そういう意味でも、今までのヨルゴス監督作と比べるとめちゃくちゃ明るくてスッキリするストーリー。一目瞭然なくらいに、過去作と比べてめちゃくちゃ鮮やかな街並みやファッションで、ヨルゴス監督っぽいけど、なんかぽくない感じが、新鮮で楽しかったです。
終盤までは、あまりに幸せにことが運ぶので、これで終わってしまうのか?
とちょっと心配でしたが、安心して下さいw
ちゃんと、最後に一騒動起こしてくれて、ちゃんといつもの緊迫感あるヨルゴス味がありましたw
明るいところも、スリラーなシーンも、どちらも弦楽器、管楽器を使用しているのが面白いところ。前半のBGMは特に奇抜で好きでした。
これは、ゴールデングローブ賞も納得ですね…。
さぁ、オスカーはどこへ行くでしょうかね…w