AB型の末っ子

猿の惑星のAB型の末っ子のレビュー・感想・評価

猿の惑星(1968年製作の映画)
4.5
「とうとうやっちまったのか…。」

「Kingdom of the Planet of the Apes」の予習の為に、「猿の惑星」シリーズを全部観返していきました。

チャールトン・ヘストン主演、シリーズの1本目。

初見は、確か、小学生か中学生になったぐらいの頃でした。見事、自由の女神像の登場シーンで、トラウマになりましたw

今観ると、伏線ばかりなので、地球に戻ってることは気が付きそうなものですが、幼かった自分には到底気づくこともできず、そのショックで、夢にまであのボロボロの自由の女神像が出てきてしまいましたw

ということで、私にはホラーな印象が強い「猿の惑星」ですが、久しぶりに観ると、昔は気づかなかった面白いところが盛りだくさん。
シリアスなストーリー展開ではあるけど、猿たちの描写が大げさで、どうしてもシュールに感じてしまう。逆に、猿の姿で描いてはいるけど、結局私たち人間も同じくらい愚かな生き物なんだと突きつけられている。

私たちも傲慢な生き方を続けていたら、いつか滅んでしまうのかも…。