このレビューはネタバレを含みます
女性映画監督の苦悩を中心に映画製作に起こるトラブルの数々をリアルに描きながら、さらにプロデューサー、カメラマン、映画館スタッフ、オーディション風景、観客など、映画に関わる人たちの姿も赤裸々に切り取る…
>>続きを読む与えられた状況で120%楽しむという考えが個人的に好きなので、「走れない人の走り方」のメッセージは特に終盤で伝わった。父親とのシーンの、安心感の中で頭が柔らかく明るくなる過程が好きだった。
ただ、…
監督という立場の傲慢さが淡々と描かれる。
少なくとも自分は生活費を削って映画を観に来る人のことを考えて映画を作ろうと思った。
芸大生は戦争や物価高に実存を脅かされなくて羨ましいですね。
「MV…
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