このレビューはネタバレを含みます
好きな人にとって、自分がさして特別な存在でなかった、いつでも手放せる存在だったという現実を突きつけれて胸が痛む。
決して完璧に分かり合えないからこそ、人と会話をする事、分かり合おうとする事は何にも変え難いことなのだなと。
しっとりとした映像が綺麗。
いつも美しいけどカラオケの場面の真木さん、ショックを受けた顔の儚さが印象的。きれいすぎる。井浦新さんの無口な役どころもとても良かった。
なんと言っても急かさない、自然な会話のテンポが好き。
今泉監督の作品は初めて見たのでこれを機に他の作品も見たい。