あらなみ

劇場版 舞台『刀剣乱舞』維伝 朧の志士たちのあらなみのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

なんか、脚本家、刀剣男士のことをキャバ嬢だと思ってない?
体のいい相槌要員。
とにかく戦闘させといて、笑えるところ振っておいて、あとは自分が好き勝手書いた歴史上の人物を最強にして戦わせる。

本筋に絡んでいるようで能動的に絡んでいかない刀剣達に見ていてやきもきしたし、歴史上の人物達で勝手に物語を進めちゃうし、なんかもう、刀剣乱舞じゃなくてもいいじゃんって、すごく悲しくなった。

なにあのダサい隈取りみたいなメイクと黒衣装と白いかつらと映像のエフェクト。
ダサい。
くそダサい。

改変されすぎて正史に戻れず放棄することを余儀なくされた世界を刀ステが扱うようになってから、脚本家の暴走が酷くて観ていられない、つらい。

「この状態から入れる保険があるって聞いt」
「ねぇよ!!!!!!」
とか、
「あんまり仲良くない人と別れた後で会っちゃった時の気まずさどうしたらいいですか」
「それはー、そのー……帰る方向一緒でしたねとかいえばいいだろ」
「(少ししてから)帰る方向一緒でしたね」
「置いてこい!」
とか、テンポの良いやり取りのできる刀剣の役者さんもいるのに、本当に勿体無いことをしているのよな……。
これだって、本筋と全然関係ない会話なのよ。
そうじゃなくて、刀剣に本筋の会話を増やしてやれよ……。
歴史上の人物の話を、うんうん、うんうん、って聞いてるだけであとは戦ってるだけじゃん……。

それと、すごい気になったから書くけど、兼さんが撃って間もない拳銃を銃体の方を差し出して陸奥守に返してるけれど、絶対やっちゃダメだから。
撃った直後の銃体は高熱で、掴んだ日には手のひら大火傷だからね。
なんでそう言うところに気を配れ……いや、配れたはこんな酷い台本にはなってないんだわ。
あらなみ

あらなみ