手酌の移り変わり、触れさせない拒絶から傷へ触れさせること。テーマにちなんだ心の移り変わりが映像で表現せれていた。順調に思われていた後半に挿入される、新しいフランス人パートナーでの車中の会話からの一連…
>>続きを読むお涙ちょうだい「自分探しの旅」的なストーリーかと思っていたらちょっと違ってた。
自分探しではあるんだが、もうちょっと居心地の悪いというか、奇抜というか。
韓国で生まれたものの生後すぐにフランスに養…
昨年見逃し案件。
出演者のほとんどが韓国人だし、韓国を舞台にしてるから一見すると韓国映画のように見えるけど、映画全体の骨格は紛れもないフランス映画然としていて、ひとつひとつのカットが素晴らしかった。…
韓国で生まれフランスで養子縁組されて育った25歳のフレディ。揺れ動くアイデンティティ。
素晴らしかった。演技未経験とは信じ難いほど見事に葛藤と苦悩を全身で表現する主人公フレディ役パク・ジミン。本業…
7年後、1年後、
年月の経過とか生活の変化による人の変化みたいなものがすごく表現されてて、ドキュメンタリー見てる感覚だった。
最初の即席の会での、韓国の方々の会話がリアルで辛い。典型的な韓国人顔…
フランスから見た韓国。ウェットで気味悪く、嘲るように見ていた視点は、いつの間にルーツに引き寄せられている。初めての初見演奏(即興合コン)は、その場をコントロールした気になっていただけ。エピローグの演…
>>続きを読む冒頭のフレディとテナの表情だけの会話の切り返しのシーン、フレディのなんとなく湛えているニヒルな笑みと短いやり取り(質問に素直に返さないところ)だけでどこか屈折したフレディの人物像が垣間みえるところ、…
>>続きを読む各所で大絶賛されている本作、やっと観られた。なんというか…マジでガツンと食らった、心に刻まれるシーンがいくつもあった。
主人公は自らのルーツについて静かに葛藤し、時にごまかし、ふと本心がこぼれる。…
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