女子大生とその祖母くらいの年齢の女性のシスターフッド的作品とも言えるけれど、初老の女性の描写が、メンター的存在で終わることなく、妙に深くてモンゴル社会を投影したような存在になっている点にとても心惹かれた。(「はちどり」をもっとシニカルにした感)「おなら40回...云々」と涙ながらに語って、笑いが起きない演技力たるや!名演すぎる。
そして、とにかく女子大生役の女優さんがめちゃくちゃキュート!キュート!キュート!
とは言え、粗削りな作品ではあることは否めない。123分を90分くらいにできそう。なんて素人ながらに思ったのも事実。(モンゴルでは著名な監督らしいです。すみません。。。)
この手の作品をしばらく観ていなかったので、賞レースに並ぶ作品は一定の脚本力、演出力をクリアしている作品なんだなと、改めて思ったりなんだり。
なお、聞きなれないモンゴル語が韓国語に空耳。似てる気がする。心地よい。